バックオフィス業務ビジネスプロセスサービス(BPaaS & BPO)市場の現状と展望 2025年度版
ビジネスプロセスサービスは「人事・給与」「経理・財務」を中心に拡大
- 【発 刊】
- 2025年8月22日
- 【資料体裁・価格】● 特別価格は2025年8月22日の17時で終了しています。
- 注1)いずれの提供形態も購入法人様の社内用途向け利用に限ります。社内には子会社・関連会社を含みません。
- 注2)1U利用の「サーバ共有」「データ複製」「編集・加工」「印刷+製本」は厳禁(×)、PDF版は1冊のみ印刷+製本が可能です。
- 注3)PDF版(印刷+製本1冊のみ可)はお客様ご自身で印刷+製本が可能です。
- 注4)複数U利用はユーザー数を問いません。何ユーザーでも、何冊でも複製、印刷+製本が可能です。
- 注5)コンサルティングファーム、アドバイザリー、シンクタンク及びライブラリー(図書室)様とVC/CVC/事業会社の投資部門様は、
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【問い合わせ先】担当: 佐久間・灰原(デロイト トーマツ ミック経済研究所 電話番号:03-6213-1134)
● INTENTION(発刊の目的)
弊社では2001年からコンタクトセンター&フルフィルメントサービス市場、2018年からバックオフィス業務&業種特化業務のBPO市場をカバーする資料を発刊している。今回の調査では、バックオフィスの事務業務を中心とした「BPO」と「BPaaS(Business Process as a Service)」を対象領域として、ビジネスプロセスサービス市場に関する調査のアップデートを行った。
BPaaS(Business Process as a Service)は、 ビジネスプロセスとSaaSを組み合わせた意味の造語である。具体的には、BPOが顧客側の業務プロセスのみを外部に委託するのに対し、BPaaSはITシステムを含めて業務プロセス全体をアウトソースするビジネスモデルを指す。なお、ITシステムは原則としてSaaS形式で提供されるが、日本企業の場合、顧客の業務フローに沿ったカスタマイズを求められることが多く、このようなケースもBPaaSに含まれる。
企業や団体の事業成長に向けたコア業務への人員を集中させる一方で、バックオフィス業務部門の高齢化や人員不足、デジタル活用を促進するDX対応といった課題解決のため、ノンコア業務であるバックオフィス業務のアウトソース活用が活性化している。また、これらの課題は業種・業態、企業規模を問わず共通して存在するため、これまでアウトソーシングを利用してこなかった企業や団体でもBPOやBPaaSの導入検討が進んでいる。そのため、ビジネスプロセスサービス市場は成長を維持しており、今後も堅調な成長を維持する見通しである。
2029年度までのBPaaS CAGRは11.2%増とビジネスプロセスサービス(BPS)市場全体のCAGR(6.7%増)と比較して高い成長が見込まれる領域である。『人事・給与』や『経理/管理・財務会計』といったSaaS製品と組み合わせて業務を実施する領域を中心に今後の拡大が見込まれる。2029年度には、BPaaSがBPS市場全体の約2割を占める見通しである。
調査対象は、従来のBPOベンダに加え、ITソリューションベンダやコンサルティングファームなどにまで拡大し、ビジネスプロセスサービス市場におけるBPaaSとBPO市場の市場の構成や動向について詳細に調査・分析を行う。
バックオフィス業務に関するBPaaS、BPO市場の現状と、将来にわたる中期予測を今回の調査で明らかにすることで、本資料を活用いただく企業ご担当者様のマーケティング戦略に資する情報を提供することを発刊目的としている。
● POINT(資料のポイント)
●バックオフィス業務ビジネスプロセスサービス市場は2024年度で5,778億円。CAGR6.7%増で成長し、2029年度には7,987億円規模に拡大
●BPaaSは市場全体の15.5%。『人事・給与』『経理・財務会計』業務を中心にCAGR11.2%増で成長
●調査企業25社のBPaaSおよびBPOの販売動向、販売戦略の詳細を徹底調査、分析
● CONTENTS(資料内容)
○調査要領
第1章 各市場の定義と調査範囲

第2章 ビジネスプロセスサービス市場およびBPaaS、BPO別市場の動向
- 第1節 ビジネスプロセスサービス市場およびBPaaS、BPO別市場推移
- 第2節 業務別市場の現状と中期予測
- 1.総務/庶務業務
- 2.人事・給与関連業務
- 3.採用/人材教育関連業務
- 4.経理/管理・財務会計業務
- 5.調達・購買業務
- 6.サプライチェーン業務
- 7.その他事務業務
- 8.業種特化業務(事務)業務
- (1)各業務別市場推移(2023年度~2029年度)
- ビジネス プロセス サービス売上
- BPaaS売上
- BPO売上

- 第3節 調査ベンダにみる業務別BPaaS採用システム
- 第4節 調査ベンダにみるBPaaS売上における業務別SaaS・業務プロセス売上構成
- 第5節 調査ベンダにみるビジネスプロセスサービス(BPaaS、BPO別)の業種別売上構成
- <製造/金融/流通/サービス/情報通信/公共・公益>
- 第6節 調査ベンダにみる経理/管理・財務会計業務内容(BPaaS、BPO別)の内訳
- <P2P(Procure to Pay)/O2C (Order to Cash)/R2R (Record to Report)/FP&A(Financial Planning & Analysis)>
- 第7節 調査ベンダにみる調達・購買業務、間接材・直接材売上比率
- 第8節 調査ベンダにみるビジネスプロセスサービス(BPaaS、BPO別)の顧客企業数と平均単価
- 第9節 調査ベンダにみるビジネスプロセスサービス(BPaaS、BPO別)のオペレーションサイト別構成
- 第10節 調査ベンダにみるビジネスプロセスサービスのリソースと生産性

● 個票企業実態・掲載企業
第3章 個別企業実態編
-
- 1 APアウトソーシング
- 2 BIPROGY
- 3 kubell
- 4 NTTデータ・ウィズ
- 5 SCSKサービスウェア
- 6 TMJ
- 7 アクセンチュア
- 8 アデコ
- 9 アルティウスリンク
- 10 エイチアールワン
- 11 キャリタス
- 12 さくら情報システム
- 13 シーエーシー
- 14 ジェンパクト
- 15 トランスコスモス
- 16 日本IBM
- 17 ネオキャリア
- 18 パーソルビジネスプロセスデザイン
- 19 パソナグループ
- 20 ビーウィズ
- 21 ビジネスブレイン太田昭和
- 22 芙蓉アウトソーシング&コンサルティング
- 23 ペイロール
- 24 三菱総研DCS
- 25 大日本印刷 【簡易個票】
- 【調査項目】
- 1. 企業概要
- 2. 総売上構成(2023~2025年度)
- 3-1.ビジネス プロセス サービス売上の業務内容別構成
- 3-2.BPaaS、BPO別業務内容別売上構成
- (1)総務/庶務業務
- (2)人事・給与関連業務
- (3)採用/人材教育関連業務
- (4)経理/管理・財務会計業務
- (5)調達・購買業務
- (6)サプライチェーン業務
- (7)その他事務業務
- (8)業種特化業務(事務)業務
- 4.BPaaSにおける採用SaaS製品
- 4.BPaaSにおける主な採用SaaS製品
- 5.BPaaS売上におけるSaaSおよび業務プロセス構成
- 6.BPaaSおよびBPOにおける業種別売上
- 7.BPaaSおよびBPOにおける顧客企業数
- 8.経理/管理・財務会計業務の内訳
- 9.調達・購買業務の間接材・直接材内訳
- 10-1.BPaaSおよびBPOにおけるオペレーションサイト別構成
- 10-2.BPaaSおよびBPOにおけるリソースおよび拠点
- 11.BPaaSおよびBPOにおける既存顧客、新規顧客売上
- 12.BPaaSおよびBPOにおけるSSC比率
- 13.組織及び人員体制
- 14.その他
- (1)販売動向・市場動向
- (2)販売戦略(新規、リテンション)
- (3)差別化戦略
- (4)協業・業務提携・M&A
- (5)生成AI活用といった新たな取組・事業戦略
● 個票見本

