データセンタ市場と消費電力・省エネ対策の実態調査 【2019年版】
- 【発 刊】
- 2019年9月30日
- 【資料体裁・価格】
-
- [1]PDF版 価格230,000円
- [2]CD-ROM版 価格380,000円
- [3]セット版(CD-ROM+製本) 価格540,000円
- [4]セット版(CD-ROM+PDF) 価格570,000円
- ※[1]PDF版の複数ユーザー利用は424,000円になります。
- ※[2]及び[3][4]セット版の複数ユーザー利用は700,000円になります。
- 注1)価格は消費税を含みません。
- 注2)すべて現物での配送です。(PDF版をメールでお受け取りご希望のお客様は申し込みフォームの備考欄にその旨ご記載ください)
- 注3)コピー製本資料はコピー厳禁。PDF版及びCD-ROM版(Excel及びWordデータ)はコピー・編集厳禁。
- 注4)資料/CD-ROMにご請求書を同封し発送致しますのでご確認の上、弊社指定銀行にお振込みいただきます様、お願い申し上げます。
- 注5)送料は弊社持ちになります。お振込み手数料は恐れ入りますが貴社にてご負担下さいませ。
■ご連絡いただければ、オンライン営業により貴社ご指定頁を「PDF透かし」でご覧いただくこともできます。
【問い合わせ先】担当: 光岡(デロイト トーマツ ミック経済研究所 電話番号:03-6213-1134)
● INTENTION(発刊の目的)
本資料は、データセンタ(DC)の消費電力に関する中期的な市場環境を展望するためのデータや分析結果である。
DCサービス市場は、DC事業者のクラウド・物理サーバ(ハウジング・ホスティング)とユーザ環境のオンプレミスを組み合わせたシステムが中心となり、2020年度まで堅調に推移する見通しである。DCのサーバ集約やクラウド利用増で、ラック当たりの実効消費電力は上昇傾向にある。加えて、サーバルーム拡張や新規DCの建設などに伴う稼働ラック数増もあるため、IT機器系の消費電力量増加は必至である。
一方、DC事業者はファシリティ系消費電力量の継続的な省エネ対策により、継続した削減対策が厳しい中でも電力削減を実現している。トピックスとして、AI活用により空調電力量を数十%削減したDC事業者もある。
上記の市場環境を背景に、最新データに基づくDC市場動向とDCの消費電力量、延床面積、省エネ対策などについて分析した。また、省エネ対策のキー技術である『空調管理』について、現在の運用状況や今後の展開を詳しく取材した。
さらに、IT機器がDC消費電力量全体の半分強を占めており、DC稼働の根幹となるサーバベンダの省エネ戦略についても調査した。
● 資料のポイント
●DC市場 2016年度1.52兆円 ⇒ 2020年度2兆円弱に拡大(年平均5.9%成長)。
●クラウドはIaaS/PaaSの拡大により、年平均2ケタ成長を継続:2020年度の市場規模は、2016年度比でほぼ倍増。
●省エネ対策のトピックスとして、3社がAI活用による空調の省エネ化を実現:今後、AI活用の空調制御は拡大する見通し。
●DC向けサーバの出荷台数は横ばい(サーバ全体はマイナス成長)だが、売上高はプラス成長。サーバーの平均単価増による。
●DC事業者26社の徹底調査と共に、サーバベンダ5社の機器機能・省エネ戦略調査も実施。
● CONTENTS(資料内容)
第Ⅰ章 データセンタ市場と省エネ対策の実態調査の定義
第Ⅱ章 国内データセンタ事業の市場環境
- 第1節 データセンタ市場の市場算定方法
- ・市場の算定方法
- 第2節 データセンタ市場分析
- ・DC市場動向(クラウドファースト、クラウドとDCのハイブリッド他)
- 第3節 サービス内容別売上動向
- ・コロケーションのみ、システム委基盤運用、業務アプリケーション運用、クラウドサービス別に分析
- 第4節 サービス形態別売上動向
- ・ハウジング、ホスティング、クラウドサービス別に分析
第Ⅲ章 データセンタ市場と消費電力量および 延床面積の相関
- 第1節 データセンタの延床面積推定
- ・データセンタの延床面積の推定
- 第2節 データセンタの消費電力量推定
- ・データセンタの消費電力量の推定
- 第3節 データセンタの使用電力費推定
- ・データセンタの使用電力費の推定
- 第4節 データセンタ市場と消費電力量および床面積の相関
- ・データセンタ市場売上、消費電力量等の成長率比較・分析
第Ⅳ章 データセンタの拡張計画と投資優先項目
- 第1節 データセンタの拡張計画
- ・個別の具体的拡張計画、地域別延床面積、自社保有率
- 第2節 データセンタの投資優先項目(新設・増設/省エネ/セキュリティ/サービス強化/老朽化対策)
- ・2016年度~2020年度:2019年度時点での投資の優先度の高い項目と動向を調査
- 第3節 稼働中データセンタの改修
- ・稼働中データセンタの改修の方向性とタイミングについて
- ・IT機器・設備(空調、UPSなど)の省エネ対策動向を調査
第Ⅴ章 データセンタの消費電力量とPUE分析
- 第1節 データセンタの消費電力内訳
- ・データセンタの消費電力量の内訳・実態
- 第2節 データセンタのエネルギー消費効率化指標(PUE)
- ・各社のPUE(計画・実測)について分析
- 第3節 2020年時のデータセンタのPUE下限想定値
- ・新型/従来型データセンタのPUE下限を予測・分析
- ※消費電力削減に関するベンダ別定性情報あり
第Ⅵ章 データセンタの設備能力分析
- 第1節 電気設備
- ・受電方式、非常用発電機、UPS、直流電源装置
- 第2節 データセンタの建物・構造
- ・フリーアクセスの床下高、天井高、積載荷重
- 第3節 空調設備
- ・空調方式、気流方式、冗長化方式
- 第4節 設備の地震対策
- ・耐震性、自家発電無給連続運転
- 第5節 ラック設備
- ・総ラック数、1ラック当たりの平均消費電力
第Ⅶ章 データセンタの省エネ対策
- 総 括
- 第1節 IT機器による省エネ対策
- ・サーバ集約、クラウドビジネス拡大
- 第2節 設備・設備レイアウト、建物構造による省エネ対策
- ・ケーブル敷設、熱流体シミューレーション、天井高・床下高の確保
- 第3節 空調設備による省エネ対策
- ・空冷/水冷、外気の利用、局所空調、温度管理
- 第4節 電気設備による省エネ対策
- ・高効率UPSの導入、DC電源導入検討、自然エネルギー導入状況
- 第5節 電力監視システムの利用状況
- ・電力監視システム導入状況
- 第6節 その他の省エネ対策
- ・AI活用による空調電力の削減
第Ⅷ章 DC関連 サーバベンダの省エネ対策
- 第1節 国内サーバ市場動向
- ・サーバの国内総出荷台数とDC向けサーバ出荷台数比率を分析
- 第2節 DC関連機器ベンダの省エネ戦略
- ・現在のサーバで実装している機能と今後の戦略
- 第3節 2020年度のDC内消費電力量想定
- ・ベンダが想定する今後のDC消費電力量の削減について
第Ⅸ章 個別企業実態編(データセンタ事業者26社 サーバベンダ5社)
● 調査企業一覧
【調査企業一覧】(五十音順)
- ≪データセンタ事業者≫
-
- 1 IDCフロンティア
- 2 アット東京
- 3 インターネットイニシアティブ
- 4 インテック
- 5 SCSK
- 6 エクイニクス・ジャパン
- 7 NTTコミュニケーションズ
- 8 NTTPCコミュニケーションズ
- 9 NTTデータ
- 10 NTT東日本
- 11 NTTビジネスソリューソンズ
- 12 キヤノンITソリューションズ
- 13 ソフトバンクグループ
- 14 TIS
- 15 TOKAIコミュニケーションズ
- 16 大日本印刷
- 17 日本IBM
- 18 日本システムウェア
- 19 日本電気
- 20 日本ユニシス
- 21 日鉄ソリューションズ
- 22 野村総合研究所
- 23 日立製作所
- 24 富士通
- 25 ブロードバンドタワー
- 26 三菱電機インフォメーションネットワーク
- ≪サーバベンダ≫
-
- 1 Quanta Cloud Technology Japan
- 2 日本IBM
- 3 日本電気
- 4 日立製作所
- 5 富士通
● 個票掲載項目
【個票掲載項目】<調査項目 2016年度~2019年度>
- ≪データセンタ事業者≫
-
- 1.企業概要
- 2.データセンタ関連売上高(サービス内容別)
- サービス内容別/サービス形態別 推定
- 3.保有サーバ/ラックの実態
- 4.データセンタの消費電力量
- 総消費電力量、IT機器の消費電力量、その他設備の消費電力量、PUE
- 5.データセンタの現状と将来計画
- 6.データセンタの設備能力
- データセンタ名、所在地、設立年
- 電気設備、ラック設備、空調設備、建物、目標PUE 他
- 7.データセンタの省エネ対策
- 8.データセンタの投資優先度
- 9.既存データセンタ改修予定
- 10.2020年のPUE値下限想定 等
- ≪サーバベンダ用≫
-
- 1.企業概要
- 2.サーバ出荷動向
- 3.主要データセンタ向け新型サーバ
- 4.定性情報
- サーバの消費電力・省エネ対策
- 消費電力・省エネに対する今後の戦略
- 2020年度のDC消費電力削減量推定