データセンターの消費電力とグリーンIT化の実態調査2008年度版
- 【発 刊】
- 2008年4月18日
- 【資料体裁・価格】
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- [1]CD-ROM版 価格380,000円
- [2]セット版(CD-ROM+製本) 価格540,000円
- ※価格は消費税を含みません。
- ※コピー製本資料はコピー厳禁。CD-ROM(Excel及びWordデータ)は、社内用途であればコピー、編集可(社内には子会社・関連会社は含まない)。PDFには変換いたしません。
- ※お申し込みいただいた際、資料/CD-ROMにご請求書を同封してご郵送致しますので内容をご確認の上、弊社指定銀行にお振込みいただきます様、お願い申し上げます。
- ※送料は弊社持ちになります。お振込み手数料は恐れ入りますが貴社にてご負担下さいませ。
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【問い合わせ先】担当: 長原(おさはら)(ミック経済研究所 電話番号:03-5443-2991)
● 発刊の目的
ITは日本経済の革新と成長の加速に大きな貢献をしてきた一方、現在、ITインフラに関する消費電力量が大幅に増加する状況が生まれています。経済産業省では、このままだと、IT機器の総消費電力量は、2025年には2006年の5倍以上となり、日本全体の消費電力量の15~20%を占めるまでになると予測しています。
このような状況を踏まえ、今回、弊社は、とりわけIT機器関連の電力消費量が著しく増大しているデータセンターにスポットを当て、当該テーマによる調査・分析を実施しました。
内容的には、データセンターの市場予測をベースに、電力費、総床面積との相関、消費電力量とその内訳、電力利用効率(PUE:Power Usage Effectiveness)などを分析しています。
さらに、データセンターの電力設備、空調設備、RACK設備等の現状と具体的なグリーンIT化(省エネ対策)の実態を調査し、これらの課題と今後の展望を分析しています。
● 資料のポイント
●データセンター市場は、2007年度で1兆1,600億円、2012年度で、1兆6,300億円に拡大(年平均7%伸長)
●データセンターの消費電力量は、このままいくと、2007年度で,67億5,000万KwH、2012年度までに124億9,000万KwHまで拡大(年平均13%増加)
●調査企業21社にみるデータセンターの平均電力利用効率(PUE)は、現在、2.0
●省エネ対策のトップは、ホットアイル(暖気通路)とコールドアイル(冷気通路)の分離対策
●主要参入企業21社の徹底調査・個別企業実態掲載
● 資料内容
第Ⅰ章 データセンター事業と消費電力実態調査の定義事項
第Ⅱ章 データセンター市場の売上と消費電力費および総床面積の相関
- 第1節 データセンター市場の消費電力費
- 21社をベースとした国内の総消費電力費の言及
- 第2節 データセンター市場の総床面積
- 21社をベースとした国内の総床面積の言及
- 第3節 データセンター市場の売上と消費電力費および総床面積の相関
- データセンター市場の売上、消費電力費、総床面積の 伸長率比較による分析
第Ⅲ章 21社に見るデータセンターの消費電力量分析
- 第1節 消費電力量とPUE分析
- データセンターの電力利用効率(PUE)を分析
- PUE=2.0(2007年度)
- 第2節 消費電力量内訳分析
- (1)IT機器
- (2)空調設備
- (3)UPS・照明・その他の内訳分析
第Ⅳ章 21社に見るデータセンターの設備能力分析
- 第1節 電気設備
- (1)受電方式
- (2)非常用発電機
- (3)UPS設置方式
- 第2節 RACK設備
- (1)総ラック数
- (2)ラック稼働率
- (3)1ラックあたりの平均消費電力
- (4)ラックの大きさ
- 第3節 データセンターの建物・構造
- (1)フリーアクセス方式
- (2)積載荷重
- (3)総面積
- 第4節 空調設備
- (1)空調方式
- (2)空調吸気方式
- (3)空調還気方式
- (4)冗長化方式
第Ⅴ章 21社にみるデータセンターの省エネ対策
- 第1節 IT機器による省エネ対策
- (1)仮想化
- (2)省電力サーバー
- (3)省電力ストレージ
- (4)省電力ネットワーク、等
- 第2節 RACK設備、設備レイアウト、建物構造による省エネ対策
- (1)ホットアイルとコールドアイルの分離
- (2)iDC専用高排熱ラック開発
- (3)マシンルームの熱流体シミュレーション解析
- (4)空調効率を高めるケーブル敷設対策
- (5)ラックの開口率拡大
- (6)高電力機器の分散配置
- (7)高電力機器の特別マシンルーム設置、等
- 第3節 空調設備による省エネ対策
- (1)水冷方式
- (2)ラック単位冷却方式
- (3)インバーター空調、等
- 第4節 電気設備による省エネ対策
- (1)高効率UPS導入
- (2)高効率電気設備機器の導入
- (3)直流給電
- (4)自然エネルギー、等
- 第5節 エネルギーマネジメントシステム
- (1)RACK内、マシンルームの電流、温度監視
- (2)エネルギーマネジメント・ソフトの活用
- (3)三次元温度分布計測
- (4)FANや空調機の自動制御
- (5)データセンター電力利用効率指標(PUE)の活用
第Ⅵ章 データセンター事業の市場環境
- 第1節 データセンター市場のサービス内容別市場
- (1)ハウジングのみ
- (2)システム基盤運用
- (3)業務アプリケーション運用
- (4)ASPサービス
- 第2節 データセンター市場のサービス形態別市場
- (1)ハウジング・サービス
- (2)ホスティング・サービス
第Ⅶ章 個別企業実態編(21社・1社4~5頁)
● 個票掲載項目
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- <調査項目> ※調査対象期間は2006年度~2009年度
- 1.企業概要
- 2.エンベデッドシステム・ソリューション関連売上高(ハード/ソフト部品/サービス) (ソフト部品については、RTOS、ミドルウェア、開発ツールの詳細項目に関する売上)
- 3.エンベデッドシステム・ソリューション売上高の経営指標
- 4.エンベデッドシステム・ソリューション売上の販売先構成比と主要販売先
- 5.エンベデッドシステム・ソリューション売上の製品分野別構成比 (AV機器、家電機器、個人用情報機器、教育・娯楽機器、OA機器・コンピュータ周辺機器、業務用端末機器、民生用通信機器、通信設備機器、運輸/建設機器、工業制御・FA ・産業機器、設備機器、医療機器、分析・計測機器、その他)
- 6.エンベデッドシステム・ソリューション関連売上のプロセッサ(ビット数)別構成比
- 7.エンベデッドシステム・ソリューション関連売上のプロセッサ(メーカー)別構成比
- 8.エンベデッドシステム・ソリューション関連売上に占めるOS別構成比
- 9.エンベデッドシステム・ソリューション関連売上に占める言語別構成比
- 10.エンベデッドシステム・ソリューション関連開発における品質向上策、開発手法等の利用調査
- 11.組織体制と人材リソース
- 12.今後の組込みソリューション戦略と自社アドバンテージ
● 掲載企業一覧(全62社)
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- 【調査企業一覧】 ※50音順
- 1. インフォコム
- 2. ヴィンキュラム ジャパン
- 3. NECソフト
- 4. NECネクサソリューションズ
- 5. MKIネットワークソリューションズ
- 6. KVH
- 7. キッズウェイ
- 8 住商情報システム
- 9 中部テレコミュニケーション
- 10 日本アイ・ビー・エム
- 11 野村総合研究所
- 12 日立製作所
- 13 ビットアイル
- 14 ファーストライディングテクノロジー
- 15 富士通
- 16 富士通ビジネスシステム
- 17 ブロードバンドタワー
- 18 ベッコアメ・インターネット
- 19 丸の内ダイレクトアクセス
- 20 三菱電機情報ネットワーク
- 21 安川情報システム
● 個票掲載項目
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- <調査項目 2006年度~2008年度>
- 1.企業概要
- 2.データセンター関連売上高(サービス内容別)
- ハウジングのみ、システム基盤運用、業務アプリケーション運用、ASPサービス
- 3.データセンター関連売上高(サービス形態別)
- ハウジング・サービス、ホスティング・サービス
- 4.データセンターの売上高、消費電力費、総床面積の相関
- 5.データセンターの消費電力量内訳
- 総消費電力量
- IT機器の消費電力量、UPS・照明・照明・その他の消費電力量、空調設備の消費電力量
- データセンターのPUE
- 6.データセンターの設備能力
- データセンター名、設立年、所在地、電気設備、ラック設備
- 電気設備(契約電力、受電方式、非常用自家発電機、UPS設置方式、等)
- RACK設備(総RACK数、ラック稼働率、RACK許容電力、RACK平均消費電力、RACKの大きさ)
- 空調設備(空調方式、吸気方式、還気方式、空調設備の冗長方式)
- 建物(フリーアクセス、積載荷重、入退出管理、耐震)
- 総床面積(総床面積、IT機器占有面積、電気設備・空調設備占有面積、事務室・その他占有面積)
- 7.グリーンIT化のためのアプローチ
- 8.データセンターの省エネ対策
- IT機器による省エネ対策、RACK設備・設備レイアウト・建物構造による省エネ対策、
- 空調設備による省エネ対策、電気設備による省エネ対策、
- エネルギーマネジメントシステム