省エネ・ゼロエミッション化に向けた
データセンタ市場の実態と将来予測【2022年度版】
~データセンタは省エネ対策の限界点に近づくも一層の効率化が求められる~
- 【発 刊】
- 2022年9月7日
- 【資料体裁・価格】● 特別価格は2022年9月7日の17時で終了しています。
- 2023年6月1日をもちまして、ハードコピー版の提供が終了となりました。詳細はこちら
- 注1)いずれの提供形態も購入法人様の社内用途向け利用に限ります。社内には子会社・関連会社を含みません。
- 注2)1U利用の「サーバ共有」「データ複製」「編集・加工」「印刷+製本」は厳禁(×)、PDF版は1冊のみ印刷+製本が可能です。
- 注3)PDF版(印刷+製本1冊のみ可)はお客様ご自身で印刷+製本が可能です。
- 注4)複数U利用はユーザー数を問いません。何ユーザーでも、何冊でも複製、印刷+製本が可能です。
- 注5)コンサルティングファーム、アドバイザリー、シンクタンク及びライブラリー(図書室)様とVC/CVC/事業会社の投資部門様は、
複数U(ユーザー)利用のみ購入可とさせていただきます。1U(ユーザー)利用の購入は不可です。詳細はこちら
■ご連絡いただければ、オンライン営業により貴社ご指定頁を「PDF透かし」でご覧いただくこともできます。
【問い合わせ先】担当: 佐久間(デロイト トーマツ ミック経済研究所 電話番号:03-6213-1134)
● INTENTION(発刊の目的)
データセンタ(以下DC)市場の動向把握と消費電力・脱炭素対策に関する中期的市場環境を展望するためのデータ分析を発刊目的とする。
クラウド移行とIoTやAI活用などの変化により、DCサービス市場は今後も成長継続。DCの消費電力は、市場拡大に伴い、IT機器の消費電力増は避けられない。また、DC施設稼働に必要なファシリティの消費電力も増加となる。一方、「2050年のカーボンニュートラル」実現に向け、DCは実質CO2排出ゼロの目標が定められた。DC事業者は、市場伸長に合わせたDC規模の拡大だけではなく、効率的なDC運用と省エネ・脱炭素を目指した対策を考える必要性に迫られている。
上記の市場環境を踏まえ、最新データに基づくDCサービス市場動向とDCの消費電力量、省エネ対策などについて分析。さらに、脱炭素に向けた対策・今後の戦略や2022年の燃料費高騰化・エネルギー非化石燃料化に向けた対応についても詳しく分析した。
DC事業者へのヒアリングとともに、省エネソリューションを展開するDC向け設備機器ベンダの省エネ戦略を調査。
● 資料のポイント
●DC市場 2020年度3.6兆円⇒2026年度6.2兆円 クラウド成長により年平均9.5%成長
●クラウドと物理サーバによるハイブリッドでのシステム構築となるため、ハウジング・ホスティングも堅調に成長。
●現在の省エネ対策に合わせて、ゼロエミッション・一層の省エネ化に向けたDC事業者の取組、今後の方針についてヒアリング
●DC事業者25社の徹底調査と同時に、DC向け設備機器ベンダ3社の機器機能・省エネ戦略調査も実施。
● CONTENTS(資料内容)
第Ⅰ章 データセンタ市場と省エネ対策の概要・定義
第Ⅱ章 国内データセンタ事業の市場の動向・予測
- 第1節 データセンタ市場の市場算定方法
- ・市場の算定方法
- 第2節 データセンタ市場分析
- ・DC市場動向(クラウドファースト、クラウドとDCのハイブリッド他)
- 第3節 サービス内容別売上動向
- ・コロケーションのみ、システム委基盤運用、業務アプリケーション運用、クラウドサービス別に分析
- 第4節 サービス形態別売上動向
- ・ハウジング、ホスティング、クラウドサービス別に分析
第Ⅲ章 データセンタ市場の消費電力量および延床面積の現状と予測
- 第1節 データセンタの延床面積推定
- ・データセンタの延床面積の推定
- 第2節 データセンタの消費電力量推定
- ・データセンタの消費電力量の推定
- 第3節 データセンタ市場と消費電力量および床面積の相関
- ・データセンタ市場売上、消費電力量等の成長率比較・分析
第Ⅳ章 データセンタの拡張計画と投資優先項目
- 第1節 データセンタの拡張計画
- ・個別の具体的拡張計画、地域別延床面積、自社保有率
- 第2節 稼働中データセンタの改修・集約
- ・稼働中データセンタの改修の方向性とタイミングについて
- 第3節 データセンタの投資優先項目
- (新設・増設/省エネ/セキュリティ/サービス強化/老朽化対策)
- ・2022年時実行中/実行予定での投資の優先度の高い項目と動向を調査
第Ⅴ章 データセンタの消費電力量とPUE分析
- 第1節 データセンタの消費電力内訳
- ・データセンタの消費電力量の内訳・実態
- 第2節 データセンタのエネルギー消費効率化指標(PUE)
- ・各社のPUE(計画・実測)について分析
- 第3節 今後のPUE想定
- ・2025年時点のPUEを推定
- 第1節 電気設備
- ・受電方式、非常用発電機、UPS、直流電源装置
- 第2節 データセンタの建物・構造
- ・フリーアクセスの床下高、天井高、積載荷重
- 第3節 空調設備
- ・空調方式、気流方式、冗長化方式
- 第4節 設備の地震対策
- ・耐震性、自家発電無給連続運転
- 第5節 ラック設備
- ・総ラック数、1ラック当たりの平均消費電力
- 第1節 IT機器による省エネ対策
- ・サーバ集約、クラウドビジネス拡大
- 第2節 設備・設備レイアウト、建物構造による省エネ対策
- ・ケーブル敷設、熱流体シミューレーション、天井高・床下高の確保
- 第3節 空調設備による省エネ対策
- ・空冷/水冷、外気の利用、局所空調
- 第4節 電気設備による省エネ対策
- ・給電ロス対策:高効率UPSの導入、自然エネルギー導入状況
- 第5節 電力の見える化
- ・DCIM導入状況
- 第6節 AIの活用
- ・空調制御、IT管理、運用の省人化 など
- 第7節 その他のグリーンIT化施策
- 第1節 DC向け設備機器ベンダの省エネ戦略
- ・現在のソリューション・サービスで実装している機能と今後の戦略
- 第2節 DC向け設備機器ベンダの投資動向
- ・DC向けソリューションでの投資注力
- ① データセンタの効率化
- 管理温度緩和、DC内の計測ポイント検討、DC省エネ対策向け補助金、2025・30年のPUE限界点
- ② 2022年燃料費高騰化、非化石燃料採用による価格検討
- ③ データセンタのゼロエミッションに向けた方針
- ※DC事業者、関連ベンダの業界オピニオンリーダへのヒアリング結果より現在の対応、今後の戦略について分析
第Ⅵ章 データセンタの設備能力分析
第Ⅶ章 データセンタの省エネ対策
第Ⅷ章 DC向け設備機器ベンダの省エネ戦略
第Ⅸ章 「2050年のカーボンニュートラル」に向けたグリーン成長戦略に対するオピニオン分析
● 調査企業一覧
第Ⅹ章 個別企業実態編(データセンタ事業者25社 関連設備機器ベンダ3社)
【調査企業一覧】(五十音順)
- ≪データセンタ事業者≫
-
- 1 IDCフロンティア
- 2 アット東京
- 3 IIJ
- 4 インテック
- 5 エクイニクス
- 6 SCSK
- 7 NSW
- 8 NTTコミュニケーションズ
- 9 NTTデータ
- 10 NTTPCコミュニケーションズ
- 11 キヤノンITソリューションズ
- 12 Colt
- 13 ソフトバンク
- 14 TIS
- 15 西日本電信電話
- 16 日鉄ソリューションズ
- 17 NEC
- 18 東日本電信電話
- 19 日立製作所
- 20 富士通
- 21 ブロードバンドタワー
- 22 丸の内ダイレクトアクセス
- 23 三菱電機インフォメーションネットワーク
- <簡易個票>
-
- 24 アマゾンウェブサービス
- 25 日本マイクロソフト
- ≪データセンタ向け設備機器ベンダ≫
-
- 1 NTTファシリティーズ
- 2 シュナイダーエレクトリック
- 3 富士電機
● 個票掲載項目
【個票掲載項目】<調査項目 2020年度~2022年度>
- ≪データセンタ事業者用≫
-
- 1.企業概要
- 2.データセンタ関連売上高(サービス内容別)
- サービス内容別/サービス形態別 推定
- 3.保有サーバ/ラックの実態
- 4.データセンタの消費電力量
- 総消費電力量=IT機器消費電力量+その他設備消費電力量
- 5.データセンタの現状と将来計画
- DCの新設/増設計画、既設DCの改修・集約予定
- 6.主要データセンタの設備能力
- データセンタ名、所在地、設立年
- 電気設備、ラック設備、空調設備、建物、目標PUE 他
- 7.データセンタの省エネ対策
- 空調設備、電源設備、建物構造、ラック設備
- 電力の見える化、AIによる管理、その他
- 8.データセンタの投資優先度
- 9.2025年、30年のPUE値限界点想定
- 10.2022年燃料費高騰に伴う電気料金値上げ、再エネ導入に伴う変化・対応
- 11.データセンタ運用ゼロエミッションに向けた脱炭素対策
- ≪データセンタ向け設備機器ベンダ≫
-
- 1.企業概要
- DC向け事業内容、DC向け営業戦略、DC向け事業の伸び
- 2.データセンタ向け設備・ソリューションの省エネ対策
- 3.データセンタ向け設備・ソリューションへの投資動向
- 4.2025年、2030年時DC消費電力量推定
- 5.データセンタのゼロエミッションに向けた脱炭素対応