5G基地局市場の予測とキャリア・ベンダの戦略 2019年版
~動き始めた5G市場、予測モデルによる市場予測とシナリオ分析~
- 【発 刊】
- 2018年11月26日
- 【資料体裁・価格】
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- [1]PDF版 価格230,000円
- [2]CD-ROM版 価格380,000円
- [3]セット版(CD-ROM+製本) 価格540,000円
- [4]セット版(CD-ROM+PDF) 価格570,000円
- ※価格は消費税を含みません。
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【問い合わせ先】担当:齋藤(デロイト トーマツ ミック経済研究所 電話番号:03-6213-1134)
● 発刊趣旨
5Gの周波数を含めた国際標準化は2018年6月にフェーズ1が策定完了し、キャリア・ベンダ各社が一斉にサービスインに向けて走り出した。グローバルでトップを切るのが韓国で、2019年3月のサービス開始を目指す。日本では2020年の東京オリンピックに合わせた5Gサービスの予定を1年前倒し、2019年9月にもプレサービスを開始する計画だ。通信キャリアは、5Gのアプリケーション開発に向けた体制作りや一般企業を巻き込んだ5Gの利用実験を展開している。まだ通信サービスを始めていない楽天が5Gの帯域も獲得に乗り出すなど新たな動きも出ている。
本レポートでは、韓国の5Gのインフラ展開状況や日本のキャリアのアプリケーション開発の動向を踏まえ、2017年に作成した5G基地局の市場予測モデルを見直し、5G市場の基地局数や無線機市場規模の予測やシナリオ分析を行った。併せて、キャリア各社のネットワーク戦略とベンダ各社の戦略の分析によって5G基地局の業界構造やベンダシェアも展望した。
トラフィック予測をベースに基地局予測モデルを構築
市場予測モデルによる5G市場を予測
各モバイルキャリアの設備投資の分析と2025年度までの予測
キャリア各社の5Gアプリケーション戦略分析とビジネス市場期を予測
海外の5G市場も同じ予測モデルによって予測 ⇒ 韓国、米国、中国
● 資料のポイント
・ 2025年度までの通信キャリア3社の設備投資額を予測モデルを使って予測した。
・ 2017年度のモバイルキャリアの設備投資額は1兆2,280億円。
・ 2019年度以降は楽天の参入と5G投資によって設備投資が活発化し、2025年度に1兆4,000億円を超えるとの予測だ。
・ 基地局の無線機市場は、2017年度で2,200億円規模だが、5G投資が始まってもほぼ横ばいとなる見通しだ。
・ その背景には基地局の仮想化やコモディティ化による低コスト化の進行、さらに無線機当たりのトラフィック収容効率が大幅に向上することが挙げられる。
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●目次と調査対象企業
■分析編
- 分析編Ⅰ:モバイルキャリアの5G戦略と設備投資動向
- 1. 5G基地局市場予測の手法(予測モデル解説)
- 1.1. モバイルデータトラフィックをベースにした予測手法
- 1.2. モバイルデータトラフィックの現状と今後の予測
- 1.3. 5G基地局予測モデルとその各種パラメータ
- 2. グローバル市場における5Gの現状と今後の予想
- 2.1.各国の5Gロードマップ
- 2.2.各国のモバイルデータトラフィックの動向
- 2.3.各国の5Gの取り組みの現状と5G基地局予想
- 2.3.1.韓国市場の動向
- 2.3.2.中国市場の動向
- 2.3.3.米国市場の動向
- 5. トラフィックの動向と予測
- 5.1.モバイルデータトラフィックの現状と今後の予想
- 5.2.料金体系とトラフィックの相関関係
- 6. 通信キャリアの5Gアプリケーションビジネス戦略
- 7. 5G基地局の展開シナリオ(動向と予測)
- 7.1. 5Gの展開予想
- 7.2.各社の基地局数の動向と予測
- 7.3. ドコモの5G展開の予測シナリオ
- 7.4. KDDIのRAN展開の予測シナリオ
- 7.5. ソフトバンクのRAN展開の予測シナリオ
- 7.6.基地局に「仮想化」、「クラウド化」の波
- 8. 設備投資の動向と予測
- 8.1. キャリア3社の設備投資の動向と予測
- 8.2. 楽天モバイルネットワークの設備投資と基地局展開予想係
- 分析編Ⅱ:無線機市場
- 1.無線機市場の動向と予測
- 2.無線機ベンダの動向とマーケットシェア
■通信キャリア編
- 1.プロファイル
- 2.トラフィック予想
- 3.設備投資予想
- 4.世代別基地局数予測(セクタベース、累計)
- 5.世代別無線機投資予測(金額ベース)
- 6.5Gの取り組み状況
- 7.NFVの取り組み状況
- 8.5Gアプリケーション戦略
- 9.4Gの基地局ネットワーク構成と無線機ベンダとの提携関係
- 10.無線機ベンダ別調達額の予測(金額ベース)
- 対象企業(3社)
- NTTドコモ
- KDDI(UQCを含む)
- ソフトバンク (WCPを含む)
■無線機ベンダ編
- 1.1.プロファイル
- 1.2.無線機の販売金額予想
- 1.3.キャリア別・世代別無線機の販売金額予測
- 1.4.5G・NFVの取り組み状況、開発状況
- 1.5.5G展開シナリオとキャリアとの提携関係
- 対象企業(7社)
- ノキアネットワークス
- エリクソン・ジャパン
- サムスン電子
- ファーウェイ
- ZTE
- NEC
- 富士通
●図表目次
- 図 1‑1 日本における4G/5G別に総トラフィック量の予測
- 表 1‑1 5G基地局予測モデル(ドコモのケース)
- 図 1‑2 5G基地局予測モデルがターゲットとする領域
- 表 1‑2 主要パラメータ値とその解説
- 図 1‑3 5G基地局市場予測モデルの計算式
- 図 1‑4 1人当たりの月間トラフィック量の予測
- 図 2‑1 各国が採用する5Gの周波数帯
- 表 2‑1 先行する国々の5Gサービスの立ち上がり時期
- 図 2‑2 各国の1人当たりの月間トラフィック量の比較
- 表 2‑2 米国・日本・韓国における5Gの割り当て状況
- 図 2‑3 各国の1人当たりの月間トラフィック量の予測
- 表 2‑3 各国の5G無線機の投資規模予測(金額ベース)
- 図 2‑4 各国の5G無線機の投資規模予測(金額ベース)
- 表 2‑4 各国の5G基地局の投資規模予測(セクタベース、累計)
- 図 2‑5 各国の5G無線機の投資規模予測(セクタベース)
- 表 2‑5 各キャリアの落札周波数範囲
- 図 3‑1 ITUと3GPPにおける5G標準化のスケジュール
- 表 4‑1 各通信キャリア別の加入者数の予測
- 図 5‑1 2025年までの総モバイルデータトラフィックの予測
- 表 5‑1 3つのパターンによる1人当たりの月間トラフィック量の予測
- 表 5‑2 主要通信キャリアの料金体系
- 表 5‑3 韓国スマートフォンの料金プラン別の4Gトラフィックの推移(2013~2016年)
- 図 6‑1 通信キャリアの収益予想
- 表 6‑1 5Gアプリケーションの予想サービスとその市場見通し
- 表 6‑2 各社の収益構成の推移
- 図 7‑1 5Gの展開予想プロセス
- 図 7‑2 予想される5Gと5G+との関係
- 図 7‑3 4Gから5Gへの移行
- 図 7‑4 ドコモにおけるネットワーク構成の変遷
- 図 7‑5 ドコモの高度化C-RANソリューションとそのベンダ
- 図 7‑6 KDDIグループにおけるネットワーク構成の変遷
- 図 7‑7 ソフトバンクにおけるネットワーク構成の変遷
- 表 8‑1 キャリア各社の設備投資額の予想(単位:億円)
- 表 8‑2 楽天の経営指標の予測
- 表 8‑3 各ネットワークレイヤ別の提供ベンダ
- 図 9‑1 4G/5G別基地局数(設置数)の予測
- 表 9‑1 キャリア各社の基地局数の予測(設置ベース)
- 図 10‑1 4G/5G別無線機市場の予測
- 表 10‑1 キャリア別の無線機投資額推移
- 図 11‑1 無線機ベンダシェアの現状と予想推移(2017/2025年度)
- 表 11‑1 キャリア別無線機ベンダシェア(2016年度 金額ベース)
- 図 11‑2 ベンダ別の無線機販売実績と予想
- 表 11‑2 5G無線機ベンダのキャリア別提供予定
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