メガクラウドCI(インテグレーション&マネージド)サービス市場の現状と将来展望 2024年版

■メガクラウドCI(インテグレーション&マネージド)サービス市場の売上高は2023年度で1.8兆円(前年度比23.5%増)。SAP ERP 6.0の2027年の保守サポート終了に備えて、オンプレミス基幹業務システムのクラウド環境移行案件の増加が拡大成長の第一要因となっている。
■2028年度売上高予測は4.4兆円で、2028年度までの年平均成長率は19.4%増となり、2028年度の日本の情報サービス業売上16.6兆円(弊社予測)の3割近くに達する見通し。既存ユーザー企業の各種ソリューションの追加構築案件の増加とともに、メガバンクなどこれまでクラウド導入ケースが少なかった企業からの新規構築の案件の売上が増える見込みがあるため、今後も市場拡大は継続する。