統合不動産管理システムの市場動向と顧客分析

■統合不動産管理システムの市場規模は2022年度91億円とニッチ市場。2023年度伸率は9.5%増の⾒込みで、以降は2027年度まで年平均7.8%増。SAPジャパン、プロパティデータバンク、オービックでシェア90%強。
■市場構成⽐6割を占める不動産業者は成熟期で横這い。主要顧客の⼤⼿・中堅・中規模企業は709社あり、64%に導⼊済み。J-REIT(上場・未上場)と不動産投資ファンドも成熟期。207社の66%に導⼊済み。
■2023年度以降を⼆桁増で牽引するのは2022年度市場構成⽐3割を占める⼀般事業会社で、⼤⼿デベロッパー、銀⾏、⽣損保、電⼒、鉄道、空港、ホテル、物流、⼩売りなど。2022年度で250〜300社に導⼊済み。