情報セキュリティソリューション市場の現状と将来展望【2005】
- 【発 刊】
- 2005年3月25日
- 【資料体裁・価格】
-
- [1]CD-ROM版 価格380,000円
- [2]セット版（CD-ROM+製本） 価格540,000円
- ※価格は消費税を含みません。
- ※コピー製本資料はコピー厳禁。CD-ROM(Excel及びWordデータ)は、社内用途であればコピー、編集可（社内には子会社・関連会社は含まない）。PDFには変換いたしません。
- ※お申し込みいただいた際、資料/CD-ROMにご請求書を同封してご郵送致しますので内容をご確認の上、弊社指定銀行にお振込みいただきます様、お願い申し上げます。
- ※送料は弊社持ちになります。お振込み手数料は恐れ入りますが貴社にてご負担下さいませ。
■現物の閲覧等のご要望がございましたら御一報ください。
【問い合わせ先】担当： 河村（ミック経済研究所 電話番号:03-5443-2991）
● 発刊の目的
■ 企業社会におけるネットワーク化の進展・定着に伴い、インターネットや電子メールが企業活動の主要インフラとして一般化してきた。このような動きに呼応するように、コンピュータウイルス、不正アクセスといった被害が後を絶たない。また、現在では、情報漏洩事件が多発しており、企業の情報セキュリティに対する意識の高まりだけでなく、様々なセキュリティ対策を行う企業が増大している。そして、2005年4月の個人情報保護法全面施行に向けて、企業規模を問わずセキュリティ対策の重要性が更に高まっており、的確な対策を実施することが必要となっている。そこで、今回の調査では、セキュリティニーズの高まりから、情報セキュリティソリューションを構成する製品を3分野14用途に分類して、情報セキュリティソリューション市場を明らかにすると共に、今後の将来性について考察する。
● 調査対象企業数
■ 国内主要セキュリティ製品ベンダー、セキュリティサービスベンダー、総合ITベンダー 60社を調査・分析。
● マーケットメッセージ
■ 今回、調査した3分野14用途別の総合計である情報セキュリティソリューション市場は、2003年度が620億円弱、2004年度が前年対比35.8％増の841億円、2005年度が前年対比33.8％増の1,125億円になると予想される。
■ 情報セキュリティといえば、アンチウイルスや不正侵入検知といった外部からの攻撃を防御する製品が主流であった。しかし、監視・制御系パッケージや暗号系パッケージをはじめとする内部漏洩防止型市場は、外部攻撃防御型、個人認証型と比べ伸びが著しく、2004年度は前年対比152.8％増の177億円弱、2005年度は前年対比80.9％増の320億円弱になるものと思われる。
■ 内部漏洩防止型の中で高い構成比を占める監視・制御系パッケージや暗号系パッケージは、個人情報保護法対策のために、駆け込み式で導入するユーザーが多く見られ、これらは、“個人情報保護法特需”で急成長している。そして、このようなことから、情報セキュリティソリューション市場の中心は、現在では、外部攻撃防御型から、内部漏洩防止型にシフトしているといえる。
● マーケットメッセージ
※提供形態
Ap（アプライアンス）/Sw（ソフトウェア）/S（サービス）
＜外部攻撃防御型＞
1.アンチウイルス（Ap/Sw/S）
2.不正侵入検知（Ap/Sw）
3.セキュリティアプライアンス（Ap）
4.ファイアウォールパッケージ（Sw）
5.脆弱性管理（Ap/Sw/S）
＜個人認証型＞
6.アクセスコントロールパッケージ（Sw）
7.ワンタイムパスワードパッケージ（Sw）
8.PKI・電子認証構築関連製品（Sw/S）
9.認証系パッケージ（Sw）
＜内部漏洩防止型＞
10.Webコンテンツフィルタリングパッケージ（Sw）
11.監視・制御系パッケージ（Sw）
12.データベース監視系パッケージ（Sw）
13.暗号系パッケージ（Sw）
14.フォレンジックス（Ap/Sw）
＜注目市場及び関連市場＞
1.リスク管理パッケージ（Sw）
2.個人情報漏洩対策ソリューション（Ap/Sw/S）
