2020 | ミック経済研究所

代表者メッセージ―四半期別経済環境と事業動向

●2020年

2020年第1四半期(1-3月)の代表者メッセージ
2020年度の国内景気は悪化の一途を辿り、不透明感が増しています。2月から3月にかけて新型コロナウィルスの感染者が増加し、インバウンド需要の急激な落ち込み、外出自粛による個人消費の縮小、更に設備投資の様子見などから2020年1-3月期のGDPは、4月末時点の弊社予測で3,4%のマイナスと思われます。リーマンショック時を超える財政支出額48.4兆円(GDP比9%)、中でも国民一人当たり10万円、合計12兆5千億円の給付金は個人消費の下支え効果を期待できますが、5月から年末にかけて徐々に現われます。

当社のドメインとするICT分野は2020年1-3月期、プラスと予測します。ICT分野の主体であるSIについてはDX需要が続いており、また長期開発契約が多く、景気の影響は後追いとなります。データセンタ・アウトソーシングも、クラウドサービスの成長が続いており、堅調です。ソフトウェアプロダクトについてはクラウド化の影響から横這いです。ハードウェア需要の主要を占めるパソコンはWindows7のサポートが2020年1月に終了し、需要が減退しています。

こうした市場環境の中で、当社の2020年1-3月期の売上高は41,714千円、前年同期比17.0%減(△8,526千円)と大幅なマイナスでした。前年同期の2019年1-3月期に依頼調査で特需があった反動です。2019年1-3月期の前年同期比は24.9%増(10,023千円増)でした。

これを事業別に見ますと、自社企画資料につきましては前年同期比△8.8%の減少でした。新型コロナウィルス感染の影響が3月より出てきたからです。例年3月は需要ピークです。自社企画資料における新型コロナウィルス感染の影響とは3月から在宅勤務が増え、営業先(会社)に送った自社企画資料のDMを見ていない担当者が増えてきたことです。今後はDM郵送をメール添付配信に切り替えます。

依頼調査につきましては前年同期比△22.7%と大幅減少しました。前年同期の2019年1-3月期に大型の特需があり、40.4%増と増加した反動です。

これらの結果、当第1四半期の売上高につきましては、41,714千円(対前年同期比17.0%減)となりました。利益につきましては、営業利益20,384千円(対前年同期比24.6%減)、経常利益20,383千円(対前年同期比24.6%減)、四半期純利益13,552千円(対前年同期比21.6%減)と昨年同期より大幅に減少しています。利益の大幅減少要因は、売上の削減と新入社員2人の採用コストによるものです。

▲ページトップへ