2019 | ミック経済研究所

代表者メッセージ―四半期別経済環境と事業動向

●2019年

2019年第1四半期(1-3月)の代表者メッセージ
2019年1-3月期の国内景気は、GDPで見ると小幅マイナスと推測されます。中国経済の減速から輸出が大幅減となり、更に米国と中国の深刻な貿易摩擦に対する不安・懸念から設備投資の手控えが見られます。相次ぐ自然災害を乗り越え実質GDP0.7%増となった2018年通期ですが、その反動から当四半期は個人消費にも一服感があります。

一方、当社のドメインとするICT分野は当社試算で2019年1-3月期3.5%増と、今までになく好調です。最も市場規模が大きいシステム開発はAIを含めたDX(デジタルトランスフォーメーション)に関するSIが牽引して6%増と伸びています。データセンタや運用・保守などのサービスもクラウドが牽引して2%増。ビジネスパッケージソフトもBIやMAが牽引し、更にセキュリティも堅調で、SaaS提供を除いても横這い。ハードウェアも2020年1月のWindows7サポート終了を前にパソコンが牽引して横這いが続いています。

以上の市場環境の中、当社の2019年1-3月期業績は、売上50,240千円、前年同期比24.9%増と好調でした。昨年の第28期は、2014年下期~2016年上期の2年に渡って続いた事業承継・引継問題を乗り越え、売上安定化の足場を固めました。今年度は今後の成長のために新たに研究員の人材募集・育成を計り、人員面から更に足場を固める方針です。なお、人材募集・育成については“若手争奪戦”のリクルート状況で、現在のところ足踏み状態です。

これを事業別に見ますと、自社企画資料につきましては前年同期比18.1%増と好調。2019年1-3月期制作の資料よりも2018年通期に制作した資料が当社サイトより恒常的に売れ、販売期間の長期化が顕著です。問題は第1四半期の制作本数が6タイトルと前年同期と比べて4本少ないことで、今後の売上低迷が懸念されます。前述しました人材募集・育成足踏みの影響が一部あり、今年度中には目途をつける方針です。

依頼調査につきましては40.4%増と大幅増加し、当社のピーク時の売上に戻っています。モバイルやネットワーク関連、マーケティング関連、更に自治体のユーザー調査など。その他、レガシー市場の再調査もありました。案件規模はピーク時に戻りつつあり、プロジェクト件数は8件と増えました。

これらの結果、当第1四半期の売上高につきましては、50,240千円(対前年同期比24.9%増)となりました。利益につきましては、営業利益27,04 5千円(対前年同期比42.6%増)、経常利益27,04 6千円(対前年同期比42.6増)、四半期純利益17,276千円(対前年同期比35.4%増)と前年同期より大幅に増加しています。利益の大幅増加要因は、売上の増加によるものです。

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